「このままだと、自分の仕事はAIに取られるんじゃないか」
なんとなくそんな風に思ったこと、ありませんか。
いろいろ調べて出てくるのは、「AIスキルを身につけよう」「今すぐ学ばないと乗り遅れる」「プロンプトが」という記事ばかり。読むと、あせりだけが少し増える。「そうか、AIを覚えないといけないのか」と思う。でも、どこから手をつければいいのか、結局わからないまま画面を閉じる。
次の日も、また同じことを調べている。
昔の私の話です。同じような人も多いのではないでしょうか。
一つお伝えしたいことを言わせてください。
置いていかれる気がするのは、あなたの学ぶスピードが遅いからではありません。
「AIに強くなる=すごいスキルを身につけること」だと思い込まされているから、入口が見つからないだけです。
実際に仕事でAIをうまく使っている人を見ていると、共通点は2つでした。どちらも、特別な才能とは関係ありません。
ひとつは、AIを難しく考えず、自分の毎日の仕事に組み込んでいること。
たとえば朝9時。パソコンを開いたけれど、週次報告書の書き出しが浮かばない。そんなとき、「書き始めのたたきを作って」とAIに頼んで、5分で下書きを出してもらう。あとは自分の言葉で直す。メールの返信に迷ったら、AIに文案を出させて自分で整える。
やっているのは、これくらいのことです。複雑なプログラムも、専門用語も要りません。「すごいことができるか」ではなく、「自分の仕事の中でAIを使い続けているか」。その差が、じわじわ効いてきます。
もうひとつは、自分の得意・才能や良さが自然に発揮される環境にいること。
どれだけAIの使い方を覚えても、自分に合わない場所にいると、じわじわ消耗します。逆に、自分の良さが自然に出る環境や職場にいる人は、そこにAIを組み合わせると何倍にも伸びます。
ここで「良さを発揮する」「才能を活かそう」と言われても、ピンとこない人もいますよね。「自分には特別な才能なんてない」と感じる人も多いと思います。
でも、ここで言う「才能」とは、カリスマ性でも特別なスキルでもありません。
魚は、泳ぐことを「すごい」とは思っていません。魚にとっては、ただの当たり前です。でも、ほかの生き物から見れば泳ぐ能力はとてもかなわないほどすごいです。才能とは、それと同じ。自分にとって当たり前すぎて、努力している感覚すらないのに、なぜか人から「それすごいね」と言われること。
「これって普通じゃないの?」と思った経験。
「なんでそんなにできるの?」と聞かれた経験。
それが、あなたの才能の手がかりです。自然すぎて、自分では気づいていないだけです。
でも、そこに気づいてAIでバフをかけると・・・
AI時代にやることは、背伸びして新しい自分になることではありません。AIを日常の道具にして、自分の力が自然に出る場所に立つ。この2つが揃ったとき、AIは脅威ではなく、あなたの能力を何倍にもする道具に変わります。
このサイトを書いているのは、AIに詳しい専門家ではありません
「AI時代の仕事ナビ」編集部です。正直に言うと、私たちもAIの専門家ではありません。SNSでAIを使いこなす人たちの投稿を見ては、「そんなに追いつけないよ」と不安になりながら、自分の仕事に使える範囲を手探りしてきた側の人間です。
だからこのサイトは、最先端の技術を解説する場所ではありません。
「AIが使えてなくて不安だけど、何から始めればいいのかわからない」という、少し前の自分たちのような人に向けて、遠回りせずに済む道をお伝えできたらいいなと思っています。
このサイトの考え方については、運営者ページ にもう少し詳しく書いています。
AI時代の不安別に、いま読む記事を探す
今のあなたに一番近いものを、ひとつ選んでみてください。
AIで自分の仕事がなくなる気がして、落ち着かない
まず、何が起きていて、どんな人が動いているのか。あおりではなく、現実を淡々と整理しました。
「AIを使え」と言われても、何から始めればいいのかわからない
すごい技術は要りません。今日の仕事から使える、いちばん軽い入口の話です。
強みを活かせと言われても、自分に才能なんてない気がする
才能は、特別な人のものではありません。あなたが「当たり前」にやっていることの中に、もうあります。
→ AI時代に「才能を発揮しよう」と言われてピンとこない人へ
将来のために環境を変えた方がいい気はするけど、こわくて動けない
いきなり今の職場を辞める必要はありません。情報を集める、相談してみる。その小さな一歩から始められます。
→ 在職中のまま学べる補助金講座「いーキャリ!」の評判・口コミ
まず読むなら、この3本の記事
どこから読めばいいか迷ったら、この順番がおすすめです。
1. AI時代に「才能を発揮しよう」と言われてピンとこない人へ
このサイトが大事にしている考え方の基礎となる記事です。「才能なんてない」と思っている人ほど、読むと肩の力が抜けます。
2. AIを使いこなすために「すごい技術」は必要ない
考え方がわかったら、次は手を動かす番。今日の仕事からできる、AIのいちばん軽い使い方です。
3. 「AI就職難」の時代に備える時がやってきます
「そもそも、どれくらい急ぐ話なの?」を確かめたいとき用の一本。あおらずに、現実だけを書いています。
追いつこうとしなくていい。あなたの得意な場所から始めればいい
AI時代と聞くと、全員が同じスタートラインで競争させられている気がします。でも、そうではありません。
魚は陸で走る必要がないし、鳥は水の中で戦わなくていい。あなたにも、あなたが自然に力を出せる場所があります。そこにAIという道具を1つ持ち込むだけで、景色はずいぶん変わります。
だから今日は、あせって全部を覚えようとしなくて大丈夫です。まずは、自分の「当たり前」がどこにあるのかを、ゆっくり思い出すところから始めてみませんか。
あなたのこれからの働き方が、少しでも軽くなりますように。